映画パーフェクトデイズと古代人

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60歳の誕生日の日に 映画パーフェクトデイズを見に行きました。

 


700円もお徳に見られて、ゲンキンにも世の中が急に優しくなったように感じました。

 


役所広司さんの演技力は言わずもがな

 


禅を彷彿させるとして、彼の生き方に憧れる方も沢山いるようです。

 


確かに日々のルーティンがあるからこそ、

日常の変化にも気づけるわけで

 


そもそも所業無常の自然界、変わらないものは何もない理の中で

 


日々を淡々と過ごす彼の所作の美しさには、目を見張るものがありました。

 


でもそのためには、捨てたくて捨てたもの、

逆に受け取ることが出来なかったものもあるのでしょう。

 


欲しくても手に入らなかった父との心の安らぎや妹との繋がり

無理解な偏見や差別を受ければ、諦めていたとしても、決して楽しくはないでしょう

 


妹も、贅沢な暮らしをしているけれど、だからこそ犠牲にしているものもある

 


姪っ子においては、どう生きるかを選択する年頃になり、その迷いから叔父に会いに来る。

 


確かに役所広司の生き方への思いはそれぞれなんだろうけど

 


結局色んなことがあって、ここにいきついたからこそ、

 


その「潔さ」が見ていて気持ちいいんだと思います。

 


私が1番好きなシーンは、役所広司が自分のカメラのファインダーを覗かずに、木漏れ日の写真を撮る所

 


自分の世界観を主張せず、その刹那を淡々と日々切り取る

 


星を見る古代人のような、そんな感覚を持つ彼がとっても素敵でした。

 


他にも話したいシーンはたくさんあるのだけど

 


今日はこの辺で^_^

 

 

 

見られた方はどんな感想を持ちましたか?

 

嫌なことには思い込みのヒントが

 

 

暮らしの中にはちょっとした嫌な事が

溢れてたりします

 


今日はご飯作りたくない とか

あの人に会うのがなんとなく憂鬱 とか

もっと寝ていたいのに起きなくちゃ とか

 


でも、そんな自分を鼓舞して、なんとかやりくりするのが大人なんだというのが

 


これまでの一般常識だったのかも

 


でも、冥王星水瓶座に入り、海王星は2年経たないうちに牡羊座に行っちゃう昨今

 


世の中は宇宙からもらった自分のギフトを鼓舞する時代に突入してます。

 


で、そのブレイクスルーのヒントが、ちょっとした日常の嫌なことに隠されてる

 


と私は思うのです。

 

これはアスペクトスクエアにも通じる話ですね

 


料理が嫌いなわけではないから、時間の工夫次第で楽しくなるのでは? そもそも料理は私がするものだと思い込んでないか?とか

 


あの人に会うのが嫌なのは、私の偏った価値観から来てるんじゃないのか?  とか

 


沢山寝る事で実は健康を維持できてるんじゃないか?  とか

 


視点の変換はいくらもあるわけで

 


それに気づくのに、日々苦痛になってる事って、大きな悩みより分かりやすい気がします。

 


小さな悩みは思い込みから来る事が多く

 


じゃあ自分はどんな思い込みを持ちやすいのかを知るのに占星術はとっても便利なツールです。

 


占星術は占がつく学問ではありますが、

いくら専門家でも、道をつけてもらうのは

お勧めしません。

 


あくまでも自分のベクトルは自分で決める。

 


チャートは単なる海図なので、

道具として活用しましょう!

 


既にお気づきの方もいると思いますが、上記の悩み

 


私のことです。

 


目下チャートで検証中でございます!

 

天秤座月の独り言

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水急不流月(みずきゅうにしてつきをながさず)という禅の言葉が好きです。

 


急な水の流れの中でも、月はひと所に留まり

光を放っている という意味です

 


占星術でいうところの月星座は、1番大切にされなければならないのに

 


当の本人から無視されたり、潜在意識に深く潜り込んでたりで

 


なかなか発揮できていないことが多い

 


心や身体の病の癒し方は月星座の解放にヒントがあります。

 


マドモアゼル愛先生の「月の欠損」のお話も

大きく頷ける所です。

 


私の月は天秤座なので、八方美人でブレやすい。

 


占星術を知るまでは、どう対処していいか分からなった。

 


今はそんなことはなくなったけれど、でもやっぱり「水急不流月」の月🌕には永遠の憧れがある。

年齢を重ねるほど学びは深くなる

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春一番が吹き、すっかり春めいてきましたね。

 


昨日は大好きな梅の木に会いに行くため、くうちゃんのお散歩も、かなり長めになりました。

 


途中「いぬふぐり」を踏まずに歩くのが大変だった...

 


ご近所に満開の梅の木はいくらもあるのだけど

 

この木の説得力には敵わない

 


老梅となっても、季節がくれば自然と花を咲かせる

 


本人(本木)には気負いも何もない

 


だからこそ、その生命力に力強さを感じます

 


そういえば、西本願寺の襖絵も老梅だった...

老梅の日本画は数多くあり、

こんな日本人の感性に誇りを感じます。

 


私の占星術の生徒さんも、60歳以上の方がたくさんいますが、皆さん、元気でお美しい。

 


学び続ける姿勢も素晴らしいし、ちゃんとその学びを生き方に反映させていらっしゃる

 


私も先日還暦を迎え、皆さんの仲間入りを果たし

 


今後占星術講座は、むしろ私の学びの場となる予感です。

 

 

 

星占いは当たるのか?

結論から申し上げます!

 


当たりやすい人と当たりにくい人がいます。

 


専門的な話はここでは省きますが、そもそも10天体で読む複雑なチャートを太陽1天体で読む事自体に無理があります。

 


ただチャートによっては確率が2〜5倍高くなる人もいるし、

 


よっぽど他の星座読んだ方が当たる という人もいます。

 


だから、普段からよく当たるなぁと思う人は参考にしてもよろしいのでは?と思います。

 


ただ、そんな不確実性の高いもので、悪い事信じるのはちょっとナンセンス。

 


良い事だけ信じて引き寄せるのが1番!

 


その点、石井ゆかりさんの筋トレなんかは

(彼女の世界観から紡ぎ出されるあの美しい言葉、しかも素敵な事しか書いていない)

 


とてもいいのでは?と思います。

 


毎日の天体配置もわかるし^_^

相性が悪いってどういう事?

カウンセリングで"よく聞かれる質問Best3"は

 


相性 健康 仕事(使命)です。

 


生きていく上で大切な物が何なのか、この統計から伺い知る事ができて、とても興味深いです。

 


その中の「相性」ですが、

 


これは恋愛に限らず、夫婦 親子 職場 など、全ての人間関係についてご相談が絶えません。

 


幸せの条件としては切実なものがありますよね。

 


で、よく聞かれるのが、「この人との相性はどうですか?」というご質問。

 


確かに占星術のテキストには

この星座とこの星座は相性が悪いとか

このアスペクトができると最悪の相性とか

 


いろいろ書いてます。

 


だから、はい、相性いいですよ、とかこれはダメですね

 


と言うのは簡単。ちょっと勉強したらすぐ読めるようになります。

 


でもこれまで、どんなにチャートの相性が悪くても、それぞれがそこを成長の糧として、素敵な関係を築いているご夫婦を沢山見てきましたし

 


同じくらい、いくら相性が良くても、その良さに気づかないまま、お互い物足りなさを感じている、そこが不満の種になっている 

 


という関係性も見てきました。

 


要するに、相性が悪いと読めるチャートは

凄く伸び代があって成長次第では素晴らしく堅固な関係を作れるチャート

 


相性のいいチャートとは、穏やかで、空気のように強いインパクトはないけど、フィット感の強い大切な関係性

 


と考えたらいいと思います。

 


相性悪いから、仕方ないんだ、ダメなんだと言われても

 


簡単に切れない関係ってたくさんあるし、だから悩むんですよね。

 


ですからこれからは、あなたはこんなタイプで相手はこうだから、

 


こんなアプローチ、視点の変換はどうでしょう?

 


とお話ししてくれる占星術家のところに行って下さいね。

 


それが何より生産的です!

ベトナム料理 空芯菜の炒め物

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ベトナム🇻🇳では定番の空芯菜の炒め物。

 

ニンニクと唐辛子で炒め、味付けは塩とナンプラーのみ。

 

それだけでも十分美味しい。

 

ベトナムで素朴に受け継がれできた味なんだろう。

 

シンプルな中に、淘汰されないものにしかない

強さを感じる。

 

そして、学問として淘汰されなかった最たる物が「占星術

 

どんな宗教より、文化より、その歴史は古い。

 

それを学べる幸せを感じると共に、空芯菜からここまで思いを馳せられる自分の占星術愛にも、我ながら引いてしまう。

 

ともかく天秤座日蝕の今日、天秤座に何の関係もないこの空芯菜を美味しく頂こうと思う。

 

因みにベトナムは蟹座の国です!

 

フランスが天秤座の国なので、一時植民地だったからって...こじつけすぎですね。