平安時代、日本に占星術をもたらした偉人

ずいぶん昔、ある年配の男性から

 


「僕は空海上人の真言密教を極めたいので、占いの類は信用していません!」

 


と言われたことがあります。

 


「でも、日本に占星術をもたらしたのは空海なんですよ」

 


と言いたかったのですが、その方の少年のような眼差しとキッパリ感に押されて

 


伝えることができませんでした。

 


それくらい空海という人物は、日本人の琴線に触れる何かを持っているのだと思います。

 


なんてったって、高野山奥之院では今でも彼のためにご飯作ってるんですから。(パスタの日もあるらしい)

 


唐から沢山の仏典だけでなく、測量や井戸掘りの技術など

 


最先端の情報を日本にもたらした彼は、

 


語学が堪能な上、書まで上手い。

 


きっと当時の人にしてみたら、魔法使いのような存在だったんだろうなと思います。

 


そして唐から持ち帰った様々な学問の中の一つに「宿曜」と呼ばれる占星術の技法がありました。

 


あの空海さんが、これは日本に伝えねばー

と思ったくらいですから

 


相当使える学問だと私は思うのですが^_^

 


皆さんはどう思われますか?